●学ぶ会3月研究会
報告は2本。テーマ1「韓国併合と朝鮮人虐殺」は、日本の朝鮮植民地支配と関東大震災時の朝鮮人虐殺を一体として考えさせる授業報告。理不尽な虐殺を日本人はどのように思ったのかを考えた内容。取り組みは小学校。
テーマ2「百姓一揆の意義とは~探求は認識を変化させるのか」は、高校日本史で探究学習の授業作りを意識して取り組んだもの。かつての百姓一揆イメージは幕府や支配層による抑圧的なイメージが強かった。しかし、最新研究を踏まえ抑圧型だけでなく効果的であったのかどうか、むしろ一揆が推奨されたのでは、などの意見を4つに分類し個人とグループで追求する学習。生徒の意見が授業の推移と共に記録され、認識の変容がわかる。 |