●学ぶ会4月研究会
1本目は「墨書陶磁器から考える鎌倉の開放性と東アジアの交流」。鎌倉を防衛的な機能からのみ捉えるのでは無く、海の開放性に気づかせたいと考え、大量に出土する磁器から日宋貿易と貿易を一手に担った“博多綱首”の存在に気づかせていく報告。昔の中国との比較の中で、子どもが持つ現在の中国への差別的眼差しも感じ取れる報告であった。
2本目は「歴史教科書に見られる気候変動の理科での開設について」。地球の歴史を軸にして理科的な観点から理解を促すものであった。教科書記述との関係では記述の間違いやズレなどを指摘していただいた。
●学ぶ会5月研究会
1本目は「広島市立基町高校『次世代と描く原爆の絵』にみる被爆体験の継承」。高校生が被爆者から聞き取った当時の様子を絵で表現し、体験者からどのような方法と内容で体験を継承するかをテーマにした報告。涙を流しながら絵を描いた姿から、被爆体験を内面化していった様子が窺えた。
2本目は「『深い学び』を具現する授業デザイン」。教科書記述では為政者中心の記述が多く、民衆の側から時代の出来事を考察しようとした実践報告。室町時代の馬借による一揆を取り上げ、民衆の団結していく様子を描き出した内容。板書が授業の内容を明瞭化しているとの感想あり。 |